【1月薬膳レシピ】年末年始の食べ過ぎ飲み過ぎに……疲れた胃腸にしみわたるアサリのお粥

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忘年会やクリスマス、そしてお正月に新年会……。皆さん、体調はいかがでしょうか? 食べ過ぎや飲み過ぎに注意しようと思っても「ついついお酒も食事も美味しくて……」と、次の日に胃もたれや二日酔いを繰り返してしまう方、いませんか? 二日酔いや食べ過ぎは消化に悪影響を及ぼし、体に必要な栄養も吸収できなくなってしまいます。飲み過ぎや食べ過ぎてしまう方、必ず次の日は体をリセットし、整えながらお酒や食事を楽しむよう心がけましょう。

 

飲み過ぎ、食べ過ぎの次の日は……

お酒は体に湿気と熱をこもらせます。まずは溜まった湿気と熱を、体から出してあげることが大切です。そのためには肝を整えて、水分代謝を良くすることが大切です。また食べすぎて胃が重い方、お腹を壊してしまった方は、消化を整えてあげることが大切です。できれば、胃を休める意味で食事を減らすのも良いでしょう。

 

◆湿気と熱をとる食材

あさり、緑豆、もやし、セロリ、グレープフルーツ、トウモロコシのひげetc

◆肝を補う食材(巡りを良くするもの)
セロリ、ネギ、ピーマン、菊花、春菊、ジャスミン茶、ウコン、クレソンetc

◆消化を整える食材
大根、白菜、山芋、カリフラワー、レンコン、ブロッコリー、ハトムギ、お粥、白湯etc

 

 

疲れた胃腸にしみわたる アサリのお粥

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<レシピ2人分>

お米 1合

アサリ 200g

白菜(葉の部分) 1枚

小ネギ 適量

昆布だし 500ml〜(多めに準備する)

酒 大さじ2

太白ごま油 小さじ1

塩 適量

 

<作り方>

1. お米は洗ってザルに上げておく

2. アサリは砂抜きし、耐熱皿に並べ酒をふりラップをかけて2〜3分レンジで加熱する
    口が開いたら蒸し汁と身に分けておく

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3.白菜は細かく刻む

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4. 鍋に昆布だしと2の蒸し汁を入れ沸騰したら1を入れる

    再び沸騰したら太白ごま油を入れて、時々混ぜながら柔らかくなるまで煮る(20〜30分程度)

    *汁気が足りなくなったら、出汁を足しながら煮る

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5. 米が柔らかくなったら、2のあさりの身と3を入れる

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6. 白菜に火が通ったら塩で味を整えて、しばらく蒸らす

7. 器に盛ったら、細かく刻んだネギを添えて出来上がり

 

文:建部春菜
「薬膳とヨガと心地よい毎日」主宰。熊本を拠点に薬膳やヨガをベースとしたライフスタイルを提案。様々な場所で薬膳やヨガのイベントを開催 。また、学研プラス merアプリにて「かんたん薬膳」を連載。

 

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